てんかん診断虎の穴
~ぶれないスタイルを身につける!
- 著, 編集, 監修, 原著, 企画・原案
小出 泰道
- 著
朴 貴瑛
- ISBN 978-4910396095
- 発行年月2021年3月
- 価格4,200円+税
- 判型A5
- ページ数176頁
発作症状をくわしく説き起こし、その人が生まれてから今目の前に座るまでにどんな経過をたどってきたのか、そのストーリーを明らかにする。そしてそれができた段階で、てんかん発作や症候群の分類がほとんどできている。てんかん診断におけるこの「スタイル」を、朴貴瑛先生との対談形式で、詳細に、わかりやすく語られている。
てんかんの患者さんの多様な発作や背景に触れ、自分のスタイルを確立するに至った小出先生。「てんかん診断」について、お二人の対談を読み進めていくという形で、自分のてんかん診断のスタイルを作る一助となる一冊です。
てんかん専門医を目指す医師、神経内科医、他にもてんかん専門ではないが、てんかん患者を診るかもしれない開業医の先生など、多くの方に手にとっていただきたい必読書。
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- 2.時間をかけた問診で、人生のストーリーを描く
- 3. 焦点発作は局在を理解する
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- 1.てんかんの鑑別診断の重要性
- 2.紹介状に“けいれん”と書いてあっても
- 3. 心因性非てんかん発作(PNES)について
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- 2.脳波のルーティンとデジタル脳波計
- 3. 脳波の“正常”“異常”について
- 4. 所見の書き方のお作法
- 5. MRIは読みすぎを推奨
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- 2.焦点性てんかんの症例
- 3.紆余曲折の末に診断がついた症例
- 4.長期戦が必要な症例