さらにかんたん! カーボカウント

  • 編集大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学, 大阪市立大学医学部附属病院栄養部
  • 執筆者(執筆順)川村 智行大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学 講師藤本 浩毅大阪市立大学医学部附属病院栄養部 管理栄養士広瀬 正和D Medical Clinic Osaka 院長野井 香梨大阪市立大学医学部附属病院栄養部 管理栄養士
  • ISBN978-4-9910927-2-5
  • 発行年月2019年7月
  • 価格1,980円+税
  • 判型A4
  • ページ数64頁
  • 内容基本からわかる! ステップアップできる超入門書。 身近な食品の炭水化物・カーボ量をまとめた,ポケット版「カーボ早見表」つき。

はじめに

私たちのグループが臨床でカーボカウントを使い始め,研究会や学会で報告し始めた2003 年ごろには,カーボカウントもまだ認知度が低く,「日本食では合わないでしょう」,「西洋のように単純な食事ではないわが国では無理だ」といった意見をいただきました。このような疑問を払拭して,多くの1 型糖尿病の患者さんたちにカーボカウントの有用性を知ってもらいたいという思いがあり,その段階では,名称をカーボハイドレートカウンティングやカーボカウンティングにするか悩みましたか,何より短く,いいやすいと考え,カーボカウントと命名しました。そして現在では,糖尿病に関係する医療者であれば,カーボカウントを聞いたことがない方はいないぐらいの用語になりました。また,糖尿病の関連学会で1 型糖尿病に関する研究や症例報告では,カーボカウントが当然のように出てくるようになりました。   しかし現在,どの程度の1 型糖尿病の患者さんが実際にきちんと使えているかという点では,十分ではないと感じております。「糖質量の見積もりができない」,「計算が難しい」という意見を聞きます。そこでこのたび,私たちが積み重ねてきた経験をもとに『さらにかんたん! カーボカウント』を出版するはこびとなりました。   わかりやすく,簡単に,カーボカウントを始め,使いこなしていただくことができるように工夫しました。できるだけ,多くの患者さんのお役に立てることを祈っております。   2019年7月

川村 智行

目次

索引 付録 カーボ早見表